170907

●瀬戸内で撮った写真①

学会の発表にむけて、高松から広島まで巡った建築旅行がおわり、フィルムの現像も仕上がったので、少しづつ載せていこう思う。

まずは初日の記録(8月26日)。羽田から高松空港へ、 朝7時の便に乗り、直島に着いたのは10時頃だったかなと思う。寝不足のまま10キロ強のバックパックを背負って、この日は16kmくらい歩いたから、体力的にかなりハードで、最後はもうヘロヘロだった。天気はあいにくの曇り空だったのけど、そのおかげで体力は最後までもったので、結果オーライだった。

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(海の駅 なおしま, 2006, SANAA)

 

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(宮浦ギャラリー六区, 2013, 西沢大良)

 

港でいくつか建物をみたあと、地中美術館にむけて移動。この日は地中美術館李禹煥美術館、ベネッセミュージアム(いずれも安藤忠雄による設計)をみた。瀬戸内にあるお目当ての建物たちは、作品の展示をおこなっているものがほとんどで、豊島美術館なんかが典型的なんだけど、展示作品と一体一で空間が対応している特殊な美術館もあったりして、内部空間撮影不可なものが多かった。この日まわった3館もそうで、内部の写真は撮れなかった。

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(地中美術館の庭)

 

安藤さんの建築は、どれもすごいクオリティではあったのだけど、期待を裏切るような感動はなかった。ただし地中美術館のモネの部屋は、本当によかった。しかし、アート作品をみるのはかなり体力を使うから、美術館なんて一日何館もめぐるものではないなと思った。この日は体力的にも歩き回ってヘロヘロだったけど、作品を短時間に一気に見たせいで、精神的にもかなりヘロヘロになってしまった。初日にして、HPもMPも赤ゲージまで下がってしまったという感じ。

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(李禹煥の屋外展示)

 

思い返してみると、建築家の設計した建物よりも、直島そのものの環境のほうが印象に残っている。常に風がふいていて、夏のこの時期でも日かげに入れば涼しく、海を眺めると、向こう岸にポツンポツンと、かわいいかたちをした島々がみえる。潮風による塩害から身を守るためだろう、民家の壁面を構成するのは焼き杉だったり、錆止めの吹付がされたグレー色のトタンだったりして、まちの風景にはどこか統一感がある。

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美術館を見終わり、草間さんの作品にも挨拶をして、ゲストハウスへ。たまたまこの日は、直島で一番大きな祭りの日だったので、荷物をおいて乗り込み、スペシャルバンドの演奏と打ち上げ花火を楽しみながら、ビールをしこたま飲んだのだった。ポーション(地ビール)により、つきかけていたHPとMPは回復し、この日は宿でぐっすり眠った。

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(Canon AE-1, New FD Zoom 35-70mm 1:3.5-4.5, KODAK PORTRA160)