声にだして読みたくなるブログ

大村高広丨建築と写真を中心に、音楽、映画、美術、人文学などについて書いている備忘録です。

DEC.8,2018_眼の家

○プロジェクトを更新。 www.ohmura-takahiro.com

DEC.7,2018_ 釜石→田老

東北で撮った写真⑥ ○東北で撮った写真は今日で終わり。下は新井さん設計のホールだけど、これは陸前高田から釜石にいく途中に寄った建物だ。震災前に竣工したホールだけど、震災時には避難所として、その後は復興拠点として活躍したことで有名。断面的に非常…

DEC.6,2018_ 唐丹小学校/中学校/児童館

東北で撮った写真⑤ ○ 唐丹地区は震災による大きな被害を受けた釜石市の小さな漁村集落だ。被災した小学校・中学校・そして児童館の再建を手がけたのは乾久美子+東急建設コンサルタント。乾さんらしく実に真摯な、こちらの背筋がピンとのびるような素晴らしい…

DEC.3,2018_南三陸→陸前高田

東北で撮った写真④ ○南三陸から気仙沼を経由して陸前高田へ。陸前高田ではサイボーグ化した「奇跡の一本松」を見たが、それよりもベルトコンベア施設の名残がすごく印象に残った。陸前高田でおこなわれたのは市街地全体を12mかさ上げするというものすごい工…

NOV.29,2018_大川小学校

東北で撮った写真③ ○ 東日本大震災で最も悲劇的な被害を受けた小学校のひとつが大川小学校だろう。 津波到着まで50分という時間の猶予があり、さらに学校のすぐ裏手には日頃から椎茸栽培のために登っていた裏山という避難場所があったにも関わらず(実際この…

NOV.28,2018_女川町と坂茂

東北で撮った写真② ○ 石巻から隣町の女川町へ。こちらも大きな被害に遭った町だが、駅前はしっかりと復興していた。女川はもともと石巻線の終着駅があった場所で、駅は港まで伸びていたのだけど、現在では400mほどセットバックした位置に動かされている。線…

NOV.24,2018_東北で撮った写真

東北で撮った写真① ○ 仙台でおこなわれた日本建築学会大会のあと東北の被災地を車で巡ったので、そのときの記録写真を少しずつアップしていこうと思う。3.11の直後に複数の大学が協同しておこなった、津波によって失われた街を模型化するというプロジェクト*…

NOV.22,2018_Contax S2

○さいきん撮った写真。モノクロは難しい。でもたまに使うと対象のフォルムに集中できて良い刺激になるなぁ。 (Mamiya RB67 Professional, KL 90mm F3.5, ARISTA EDU ULTRA 400) ○実はこのフィルムを取り終えた数日後に、RB67は売却してしまった。というのも…

NOV.18,2018_Lazy Bird With Lage Lund & Ben Wendel

○やった〜。 youtu.be ○さいきん撮った写真 (Mamiya RB67 Professional, KL 90mm F3.5, ARISTA EDU ULTRA 400)

NOV.17,2018_最近のM1準決勝

○M1の決勝進出者が発表された。個人的には金属バットとトム・ブラウンを応援していたのだけど、トム・ブラウンの方がまさかの決勝進出ということで(失礼)、とても嬉しい。イカれたネタをぶちかまして、思い切り会場をかき回してほしい。あのパチスロ漫才(…

NOV.15,2018_最近の音楽

最近の音楽。ここ数ヶ月は素晴らしい音楽と出会いまくっていてとても幸福、、。 ○ Ben Wendel / The Seasons Ben Wendel (Ts, Ss, Bassoon on #1, 3, 7, 12, EFX) / Aaron Parks (Pf) / Gilad Hekselman (G) / Matt Brewer (B) / Eric Harland (Ds) まずは待…

NOV.12,2018_イタリア旅行最終回

イタリアで撮った写真⑭ イタリアの写真は今日でおわり(やっと終わった〜)。ようやく日常の日記に戻れそうだ。とりあえずヴェネチアのまちなみ。 うそみたいな風景がつづく。ベネチアでもマイナーな場所の写真ばかりとった気がするので、人があまりうつって…

NOV.11,2018_ヴェネチア・ビエンナーレ

イタリアで撮った写真⑬ 時間が全然なかったので、ヴェネチアへ到着してすぐに、急ぎ足でビエンナーレの会場へ。ざーっとみる。ほんとにざーっと、、。もう一日ほしかった。スイス館の展示はおもしろかったな。住宅を構成する様々なエレメントが、スケールを…

NOV.4,2018_パラーディオと額縁性

おしらせ 「CV / Works / Projects」ページの「倉賀野の外構」と「倉賀野の別棟」をアップデートしました。今年の6月に竣工した庭のプロジェクトです。派手なことは何もしていませんが、既存の些細な変更で環境をどれだけ豊かなものにできるかということを考…

NOV.2,2018_ジュニアーニ・フリジェーリオ集合住宅

イタリアで撮った写真⑪ テラーニの写真は今日で最後。(イタリア編の終わりがようやく見えてきたぞ、、たぶん後4回くらいでおわるぞ、、) 「ジュニアーニ・フリジェーリオ集合住宅」(1939-40)はテラーニ最晩年の仕事だ。最晩年と言っても彼が36歳くらいの…

OCT.30, 2018_サンテリア幼稚園

イタリアで撮った写真⑩ 「カサ・デル・ファッショ」から「サンテリア幼稚園」へ。今回の旅行で最も感動した建物だった。というか、ぼくの生涯でいまのところナンバー1だ。あきらかに。散々図面や写真で見てきたが、その想像を遥かに超えてきた。実はそういう…

OCT.24, 2018_カサ・デル・ファッショほか

イタリアで撮った写真⑨ 引き続きコモ。《ノヴォコムン》の周辺をうろちょろする。すぐ近くにテラーニ最後の実施作品である《ジュリアーニ・フリジェーリオ集合住宅》(1939-40) があるのだけど、それはまた個別の記事で。まずはコモ湖周辺ででみたものをざっ…

OCT.19, 2018_ノヴォコムン集合住宅

イタリアで撮った写真⑧ この日はミラノ北部のコモを訪れた。帰りの飛行機に乗る2日前、8月7日だったかな。コモは例えるならば箱根のような地方都市で、スイスとイタリアの国境に位置するコモ湖の湖畔にある比較的小さな街だ。建築関係者にとっては、ジュゼッ…

OCT.17, 2018_プラダ財団

イタリアで撮った写真⑦ ようやくやっかいなロッシ編がおわった。次に見たのは、学会発表のあいまに見にいったOMA設計の《プラダ財団美術館》(2015 / 2018)。前々からすごく行きたかった美術館なのでとても嬉しかった。OMAを主宰するレム・コールハースは前…

OCT.14, 2018_補講:プロジェクト・アウトノミア

新しい政治的主体性を構築する試みは、とりわけ戦後の社会がポスト工業社会へと転換するなかで、世界同時多発的に起こったことであった。 たとえばイタリアにおいて、1960年代を通して専門領域の垣根を超えて議論され理論化された「自律性」のプロジェクトは…

OCT.5, 2018_ガララテーゼの集合住宅

イタリアで撮った写真⑥ 前回書いた《サンドロ・ペルティーニ記念碑》からすぐそこにあるレストランでミラノ・カツレツを食べたあと(骨付きの肉厚で超おいしかった)、《ガララテーゼの集合住宅》(1969-73)へとむかった。《ガララテーゼの集合住宅》は建築…

OCT.2,2018_サンドロ・ペルティーニ記念碑

イタリアで撮った写真⑤ セグラーテから、ミラノの中心部へと戻る。次もロッシの噴水で、《セグラーテ》から約20年後のモニュメント。黒い銅板被膜で覆われているけれど、三角噴水という形態言語は共通している。また、《セグラーテ》と同様にこのモニュメン…

SEPT.30,2018_セグラーテの噴水

イタリアで撮った写真④ フィレンツェの翌日。この日は午後から学会のオープニングパーティーがあったのだけど、それまでの時間でミラノ市内のアルド・ロッシの建築物を見学した。研究室の助教で、アルド・ロッシの専門家である片桐先生がツアーを組んでくだ…

SEPT.26,2018_パッツィ家礼拝堂

イタリアで撮った写真③ 養育院をはなれ、パッツィ家礼拝堂へ。 この建物はこじんまりとした、とても簡素な礼拝堂なのだけど、合計で1時間半くらいは滞在してしまった(おかげでその後の予定がいくつか変更になった)。でもとてもよかった。装飾は簡素なステ…

SEPT.25,2018_捨て子養育院

イタリアで撮った写真② デル・フォオーレをちらちら観察しながら、ブルネレスキの初期の代表作である捨て子養育院(Ospedale degli Innocenti)へと向かう。大聖堂からは多分歩いて10〜15分くらいのものだったのだけど、あまりに暑かったので、その倍くらい…

SEPT.24,2018_ブルネレスキのクーポラ

イタリアで撮った写真①今日から、アップしそびれていたイタリアにいったときにとった写真をアップしていこうと思う。 ICGGという国際学会のための渡航で、8月1日から10日までの滞在だったのだけど、ぼくの発表は6日の午前。当然学会には参加したかったから、…

SEPT.23,2018_帰ってきたGMC

先週の土曜日の話になってしまうのだけど、近美のゴードン・マッタ=クラーク展を再訪した。土曜日限定で公開されていた奥村雄樹さんの「帰ってきたゴードン・マッタ=クラーク」(Welcome Back, Gordon Matta-Clark)という映像作品をみるためだ(企画展の…

SEPT.21,2018_ドグマ

昨日のブログで書いたリー・キット展をみたあと、新宿へ向かい、福尾さんと千葉さんのトークを聞きにいった。水没したスニーカーが重くって、歩きにくかった(ちなみにキットがデザインしたマグカップをみながら、ぼくが展示室でみたものはやっぱり灰色だっ…

SEPT.20,2018_リー・キット展

品川駅の西口をでて400mほど歩いたくらいで、ぽつぽつと降っていた雨が徐々に強くなり、50mほど進んだくらいでどしゃ降りになった。はいていたスニーカーはかかとの部分がすり切れて破けてしまっているので(そろそろ買い替えたい)、くつのなかは完全に水没…

SEPT.19,2018_2018年がすごい

2018年はいろいろとすごい。 まず、ついにアウレーリ(ぼくが本ブログでもたびたび言及していた建築理論家)の翻訳がついに出版された。彼の著作の、初の邦訳。『The Project of Autonomy』だ。やっとか、、という感じ。本当にうれしい。 プロジェクト・アウ…