声にだして読みたくなるブログ

大村高広丨建築と写真を中心に、音楽、映画、美術、人文学などについて書いている備忘録です。

OCT.14,2018_補講:プロジェクト・アウトノミア

新しい政治的主体性を構築する試みは、とりわけ戦後の社会がポスト工業社会へと転換するなかで、世界同時多発的に起こったことであった。 たとえばイタリアにおいて、1960年代を通して専門領域の垣根を超えて議論され理論化された「自律性」のプロジェクトは…

OCT.5,2018_ガララテーゼの集合住宅

イタリアで撮った写真⑥ 前回書いた《サンドロ・ペルティーニ記念碑》からすぐそこにあるレストランでミラノ・カツレツを食べたあと(骨付きの肉厚で超おいしかった)、《ガララテーゼの集合住宅》(1969-73)へとむかった。《ガララテーゼの集合住宅》は建築…

OCT.2,2018_サンドロ・ペルティーニ記念碑

イタリアで撮った写真⑤ セグラーテから、ミラノの中心部へと戻る。次もロッシの噴水で、《セグラーテ》から約20年後のモニュメント。黒い銅板被膜で覆われているけれど、三角噴水という形態言語は共通している。また、《セグラーテ》と同様にこのモニュメン…

SEPT.30,2018_セグラーテの噴水

イタリアで撮った写真④ フィレンツェの翌日。この日は午後から学会のオープニングパーティーがあったのだけど、それまでの時間でミラノ市内のアルド・ロッシの建築物を見学した。研究室の助教で、アルド・ロッシの専門家である片桐先生がツアーを組んでくだ…

SEPT.26,2018_パッツィ家礼拝堂

イタリアで撮った写真③ 養育院をはなれ、パッツィ家礼拝堂へ。 この建物はこじんまりとした、とても簡素な礼拝堂なのだけど、合計で1時間半くらいは滞在してしまった(おかげでその後の予定がいくつか変更になった)。でもとてもよかった。装飾は簡素なステ…

SEPT.25,2018_捨て子養育院

イタリアで撮った写真② デル・フォオーレをちらちら観察しながら、ブルネレスキの初期の代表作である捨て子養育院(Ospedale degli Innocenti)へと向かう。大聖堂からは多分歩いて10〜15分くらいのものだったのだけど、あまりに暑かったので、その倍くらい…

SEPT.24,2018_ブルネレスキのクーポラ

イタリアで撮った写真①今日から、アップしそびれていたイタリアにいったときにとった写真をアップしていこうと思う。 ICGGという国際学会のための渡航で、8月1日から10日までの滞在だったのだけど、ぼくの発表は6日の午前。当然学会には参加したかったから、…

SEPT.23,2018_帰ってきたGMC

先週の土曜日の話になってしまうのだけど、近美のゴードン・マッタ=クラーク展を再訪した。土曜日限定で公開されていた奥村雄樹さんの「帰ってきたゴードン・マッタ=クラーク」(Welcome Back, Gordon Matta-Clark)という映像作品をみるためだ(企画展の…

SEPT.21,2018_ドグマ

昨日のブログで書いたリー・キット展をみたあと、新宿へ向かい、福尾さんと千葉さんのトークを聞きにいった。水没したスニーカーが重くって、歩きにくかった(ちなみにキットがデザインしたマグカップをみながら、ぼくが展示室でみたものはやっぱり灰色だっ…

SEPT.20,2018_リー・キット展

品川駅の西口をでて400mほど歩いたくらいで、ぽつぽつと降っていた雨が徐々に強くなり、50mほど進んだくらいでどしゃ降りになった。はいていたスニーカーはかかとの部分がすり切れて破けてしまっているので(そろそろ買い替えたい)、くつのなかは完全に水没…

SEPT.19,2018_2018年がすごい

2018年はいろいろとすごい。 まず、ついにアウレーリ(ぼくが本ブログでもたびたび言及していた建築理論家)の翻訳がついに出版された。彼の著作の、初の邦訳。『The Project of Autonomy』だ。やっとか、、という感じ。本当にうれしい。 プロジェクト・アウ…

SEPT.18,2018_眼がスクリーンになるとき②

前回からの続き。 www.ohmura-takahiro.com * * * 前回は「感覚-運動系」の大枠を「知覚-情動-行動」という図式で確認したが、ドゥルーズこの図式をC.S.パースの記号論と結びつける。 パースは、彼が「現れ(phaneron)と呼ぶ、心に対して現れるもののすべて…

SEPT.15,2018_無題

最近撮った写真③ (Mamiya RB67 Professional, KL 90mm F3.5, Kodak Ektar100)

SEPT.13,2018_無題

最近撮った写真② (Mamiya RB67 Professional, KL 90mm F3.5, Kodak Ektar100)

SEPT.12.2018_無題

Tシャツだと肌寒いくらいの気温になってきた。ぼくはこれくらいの気候が一年で一番すきだ。最近ちょっとばたばたしていて、なかなかブログを書く時間がとれないのだけど、写真くらいはアップしていこうかなと思う。 最近撮った写真① (Mamiya RB67 Profession…

SEPT.8,2018_眼がスクリーンになるとき①

4日から6日にかけて日本建築学会大会が仙台であって、その後、東北の復興状況をみてまわろうということで、石巻、南三陸、気仙沼、陸前高田と北上している。いまは釜石で、明日東京へ戻る予定。その関係で色々ばたばたしていて、ブログが更新できなかった。 …

AUG.30,2018_Underground / Dice

Chris Potter's Underground、あらためていいなと最近おもう。『Follow the Red Line - Live At the Village Vanguard』(2007)と『Ultrahang』(2009)というアルバムがオススメです。メンバーは、Chris Potter(Ts, B-Cl)、Adam Rogers(G)、Graig Taborn(Rhode…

AUG.27,2018_住宅特集

昨日、倉賀野の外構の現場視察にいってきた。植物が元気に育っていて、とても魅力的な庭になりつつあって安心した。写真が出揃い次第、Worksのページでまとめようと思う。小さなプロジェクトだけど、機能に依ってすべてが判断できるわけではない外構のプロジ…

AUG.25,2018_外構の現場

夏休みの宿題がようやくひと段落したのだが、まだ図面を直してなくてアップできてないものもちらほらある。こういう作業はこまめにやっておくべきだなぁ。 夕方あたりまで労働したあと、神保町の明倫館によったのだけど、ずっと読みたかった「オルタナティブ…

AUG.22,2018_夏休みの宿題

はてなブログproに加入していると「固定ページ」なるものが使えるようになるということを知り、「あれ、これ使えばわざわざHPつくらなくても自作紹介のページつくれんじゃね?」と思い立ったので、夏休みの宿題的な作業としてやっちゃおうと思っていた。なか…

AUG.21,2018_建築、たんに見たままの

倉賀野駅前の風景その②。 (Mamiya RB67 Professional, Sekor 127mm F3.8, FUJICOLOR PRO 160NS) /////////////////////////////////////////////////昨日のつづき。本書で貫かれている、適応主義への批判と「見たまま」を重視するという姿勢に共感するのは、…

AUG20,2018_ 倉賀野駅前の風景その①

プロジェクトを進めている、倉賀野駅前の風景。 ずっと工事中、という感じの場所。 (Mamiya RB67 Professional, Sekor 127mm F3.8, FUJICOLOR PRO 160NS) /////////////////////////////////////////////////『眼がスクリーンになるとき』を一度読んだので、…

AUG18,2018_駐車場

こんな斜面に駐車して、地震のときとか大丈夫なのかしら、、。 (Canon AE-1 Program, FD F1.4 50mm, Fujifilm SUPERIA PREMIUM 400)

AUG17,2018_公園で読書

風がさわやかにふいていて、最高気温も25°くらいで、涼しい1日だった。日陰だと肌寒いくらいので、適度に陽に当たりつつ、午後から近所の公園のベンチで2時間くらい読書をしていた。その行き帰り、インスタのストーリーにでもと思って10秒くらいの短い動画を…

AUG16,2018_Moreno

一日中雨がふっていた。こういう天気ということもあって、今日も休みをとった富山県民のほとんどは、自宅で甲子園の大阪桐蔭・高岡商戦をみていたのではなかろうか。いい試合だったが、さすがに地力の差、選手層の厚さを見せつけられた感じだった。しかし高…

AUG15,2018_帰省

昨日から富山の実家に帰省中。今日は午後から雨で、明日も1日降っているらしいので、おとなしく家で読書してようとおもう。昨日の夜は高校の同級生と飲んだのだけど、みな変わってなくてとても楽しかった。同級生ふくめ、ぼくの先輩後輩の話をきいていると、…

AUG12.2018_無題

(Mamiya RB67 Professional, KL 90mm F3.5, Kodak Ektar100)

AUG11.2018_イタリアで買った本

昨日、無事にイタリアから帰国することができた。今回は行きも帰りもアリタリア航空、ミラノまでの直行便だったので、長いトランジットもなく、とても快適だった。機内食もおいしかった。この値段で直行便のれるんだ、、、?ってくらい航空費は割安だったの…

AUG7.2018_発表は無事に

○発表は無事に終わって、あと滞在できるのは数日だけど、イタリアの各都市をまわっている。発表は原稿をつくっていたこともあって、割と伝わったようだった。セッションが終わった後、何人かの研究者や会場スタッフのミラノ工科大の学生(多分建築学科の)に…

AUG.2,2018_フィレンツェへ

今日はイタリアに着いて最初の自由行動日で、ミラノ市内もまったく探索できていない状況だけど、いきなりフィレンツェへと向かった(この日しか予定が入れられなかった)。ミラノからフィレンツェは高速列車で2時間ほど、料金は35ユーロくらいだった。岡崎乾…