声にだして読みたくなるブログ

大村高広丨建築と写真を中心に、音楽、映画、美術、人文学などについて書いている備忘録です。

JUNE.20,2019_Emily A. Sprague

ここさいきん、Emily A. Sprague の「Water Memory / Mount Vision」というアルバムを聴いている。いやはや、すばらしい。 youtu.be 彼女がヴォーカルをつめとるFloristというバンドもとても好きだ。 youtu.be

JUNE.17,2019_形式の可塑性

現在にいたるまでのおりふしで、建築物における強い形式性はそこでの行為の不活性化もたらす一種の悪因とみなされてきた。しかし、ルイ・カーンの建物にしろ、アドルフ・ロースの住宅にしろ、建築における明確な形式性がむしろ行為を活性化するために差し向…

JUNE.6,2019

Architecture will be straightforward, useful, precise, cheap, free, jovial, poetic, and cosmopolitan. Lacaton and Vassal, 2000 設計をしていてなにか判断にこまったとき、この言葉を思いだす。ぼくにとってはひとつの指標みたいなものだ。自分が設計…

JUNE.3,2019_なぜフィクションか?①

ジャン=マリー・シェフェールの『なぜフィクションか?』(慶應義塾大学出版会, 2019 / Jean-Marie Schaeffer: Pourquoi la fiction ?, Editions du Seuil, 1999)がすごくおもしろかった。ぼくの最近の興味どストライクな内容。さらにnoteで立石遼太郎さん…

MAY.31,2019_いくつものおおきさ

きのう、ギャラ間の展覧会に合わせて開催された中山英之さんの講演会を聞きにいってきた。大変におもしろくて、本当にいってよかったと思った。中山さんほどストイックに「おおきさ」を追求している建築家は他にいないかもしれないなと、あらためて感じたの…

MAY.30,2019

ひさしぶりにロボットアニメをみたいと思い探していたら、2017の「ナイツ&マジック」を見逃していたことを思い出したのでイッキ見してしまった。スパロボ好きにはたまらない展開で、作画もすごくよくて、よかった。いわゆる「異世界転生モノ」のフォーマッ…

MAY.28,2019

MAY.27,2019_新たな約束事

門林さんのテキスト「メディウムを混ぜかえす」(『イメージ学の現在』第10章)がたいへん勉強になった。ロザリンド・クラウスの「ポストメディウム的状況 / 条件」をめぐる議論を、クラウスが刺激を受けていたスタンリー・カヴェルの映画理論にも目を配りな…

MAY.25,2019

MAY.24,2019

こっそり美術出版社の「芸術評論募集」という論文のコンペに応募していたのだけど、めでたく落選となった。「アナーキズムの条件」というタイトルの、写真家の中平卓馬をあつかったテキストで、要旨は以下の通り。 - 1974年、中平卓馬は自身が表紙を担当し…

MAY,23.2019

さいきん林をみつけると記録と思って写真を撮る。ただ、こういう場所は意外と見つけられないのだ。森とか公園はそこらじゅうにあるが、ザ・林みたいなところは少ない。とはいえ、たまにだけど、あ、ここは林だ、と思う場所は確かにあって、そういうときに、…

MAY.21,2019

銀座で打ち合わせがあって、帰りに日比谷のまんぷく食堂という高架下の定食屋にはいったら、おじいちゃん4人組がお酒を飲みながら談笑していた。みなさんおしゃれで若々しく、文学や映画、政治、哲学のことなどを話していた(ちなみにそのうちお二方がハンチ…

MAY,19.2019_共生②

共生、つまりあるオブジェクト同士の(仮設的な)接続関係を考察することは、建築をオブジェクト指向的な仕方で把握する際の重要なポイントとなる、ように思う。OOO的に建築を考えるということは、たぶん奇っ怪な、weirdな形態を生み出すことではなく、ある…

MAY.18,2019_共生①

ハーマンの新刊のメモ、ブログに書いていなかった。この本は「共生」というキーワードが出てきたので個人的はけっこう収穫が大きかった。以下、メモ。 - モノについての知識には基本的に二種類しかない。つまり、われわれにはモノが何でできているか、そして…

MAY.14,2019

- 逆光で輝くカラスよけのCDが綺麗だったので撮影したら、背景がウニャ〜ってなっていた。なんでだろう(お分かりの方いたら教えてください、、)。ウニャ〜ってなってるの綺麗なんだけど、理由がわからないから再現できない、、。

MAY.13,2019

昨日と一昨日は、まいとし福浦漁港(神奈川の真鶴)でやっているゼミ合宿だった。もう6年近く通っているこの漁港にくるのも(うまくいけば)今年で最後か、と思うと感慨深かった。ちなみに真鶴は「みなと食堂」という定食屋が有名なのだけど、いまだに一回も…

MAY.8,2019

Contax S2, Carl Zeiss Planar T* 1.7/50, Kodak Ektachrome E100

MAY.3,2019

実家に帰省中で(だらだらしてしまっているので)満足にブログがアップできていない...。せめて写真だけでも。 - Contax S2, Carl Zeiss Planar T* 1.7/50, Kodak Ektachrome E100

APR.30,2019

Contax S2, Carl Zeiss Planar T* 1.7/50, Kodak Gold 200

APR.29,2019

私たちに関心をもたらすのは、建築における基準や方法、とりわけその実現の仕方といった、いってみれば技術的な秘密である。これは私たちがおこなう観察に特有の焦点となるだろうーーすなわち、どのような仕方でそうなったのか、ということを学ぶために、対…

APR.28,2019

Contax S2, Carl Zeiss Planar T* 1.7/50, Kodak Gold 200

APR.27,2019_なんという感動

「感動」という現象を考察しているユベルマンのテキストがすばらしかった(ジョルジュ・ディディ=ユベルマン: なんという感動! なんという感動?, 橋本一径訳, photographers’ gallery press no.13, pp.69-85, 2015)。2013年に高校生にむけておこなわれた…

APR,24.2019

-Contax S2, Carl Zeiss Planar T* 1.7/50, Fujicolor Pro400H

APR,23.2019

大学の喫煙所で、学部時代にジャズ研で一緒だった懐かしい友人と久しぶりに遭遇した。6、7年ぶりくらいだろうか。彼は土木学科出身で、施工管理技師の取得に必要な卒業証明書をとりにきていたようだった。久しぶりに会えてすごくうれしかったのだけど、しっ…

APR.22,2019

べらぼうによい youtu.be - Contax S2, Carl Zeiss Planar T* 1.7/50, Fujicolor Pro400H

APR.21,2019_反復の先にある知覚について

きのうのことだけど、お誘いをうけて2件の建物の見学会に参加させていただいた。運のいいことに、その終わりに(2件目に見学させていただいた物件の担当だった)先輩に食事にさそっていただいた。実務に向き合っている先輩とじっくりと建築の話ができてとて…

APR,19.2019

- Contax S2, Carl Zeiss Planar T* 1.7/50, Fujicolor Pro400H

APR.18,2019

- Contax S2, Carl Zeiss Planar T* 1.7/50, Fujicolor Pro400H

APR.17,2019_エド・ルシェ

ジェフ・ウォールの「取るに足らないものの印」(1995)に出てくるエド・ルシェに関する一説はとても魅力的だ。ウォールは「アマチュアリズムの“模倣”」というこのテキストの中心的な主題の、もっとも純粋かつ模範的な作例のひとつとして、ルシェが1963年-70…

APR.14,2019_スター欄

はてなスターを非表示にしてみることにした。今までつけてくれてきた方には本当に申し訳ないのだけど、最近ちょくちょく(新興宗教とか怪しいビジネスのかほりのする)いかがわしい系の人にスターをつけられてしまうことがあって、それにとても抵抗があった…