声にだして読みたくなるブログ

大村高広丨建築と写真を中心に、音楽、映画、美術、人文学などについて書いている備忘録です。

170923_お好み焼き

●瀬戸内で撮った写真⑮

●7日目つづき。呉市をあとにして、市内へ戻り、三分一博志設計の『WoodEgg お好み焼館』へ。道中、ミニ厳島神社を発見、、(小己斐島という場所みたいです)。

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●『WoodEgg』は、オタフクソース社が運営している建物で、お好み焼きに関する展示や情報発信がおこなわれている施設。みてのとおり卵型で、アイコニックな造形。嫌な感じはしないが、内部空間はとりわけて特徴もなく、かなり普通だったので、「外形偏重の建築」という印象。ルーバーのピッチを風向や方位に合わせて変えているのだけど、その操作も、内部空間というよりは、四方から眺めたときに外観の印象がおぼろげに変わるといところで、その効果を感じた。三分一さんの建築にしては、なんとも消化不良な出来かなと思ったけど、案内の方から、コンペや施工のときにかなりのゴタゴタがあったことを聞き、納得、、。

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(WoodEgg, 2008, 三分一博志)

●建物内部を見学した後、すぐそばの製造工場の見学をさせてもらった。ここで、オタフクソースの隠し味として使われている「デーツ(ナツメヤシ)」の実を食べさせてもらったのだけど、これがめちゃくちゃおいしくて、お土産に買ってしまった。プルーンと干し柿の間くらいの感じなんだけど、はじめて食べた味だった。製造工場はほとんど機械化されていて、巨大な製造ラインを数人で回していた。ハイテク。

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●その後、重森三玲による庭があるということで、ちらっと見にいく。「半べえ」というお店で、懐石料理の老舗みたいなのだけど、当然そんな高級料理を食べる余裕はないので、庭だけを見学。重森三玲の庭にしては普通だなあと、平凡というよりはコンサバだなという意味で、そう思ったのだけど(今日はそういうのばかり)、岩の配置等をよく見ていくと、すごく丁寧に設計されていることがわかった。ゴロゴロとした、それぞれユニークなかたちをした岩たちが、半ば重力を無視するように、踊るように庭園に散りばめられている。岩が置かれたい場所に、きちんと置かれている。と、そんな印象を受ける。

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オタフクソースの見学もしたことだし、広島にきたらお好み焼き食べなきゃと、この日は「姉妹」さんというお店で夕御飯。ものすごーくおいしかった。お好み焼きってこんなおいしかったのかと思った。目の前で焼いてくれるっていうのも、いいんだよな、、。店主のお母さんは美人でやさしかった。

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●その後、カラオケにいって明日の発表練習をする。宿がドミトリーで、個室じゃないので、声を出して練習できる場所がカラオケくらいしかないのだ。ちなみに、後輩のO澤といったのだけど、ぼくはずっと歌っちゃってたから、ほとんど練習できなかった。

(Canon AE-1, New FD Zoom 35-70mm 1:3.5-4.5, FUJIFILM 記録用フィルム 100)