声にだして読みたくなるブログ

大村高広丨建築と写真を中心に、音楽、映画、美術、アニメ、人文学等について書いている備忘録です。

171016

●一日ほとんど、研究に関わる書籍の翻訳に費やしていた。Pier Vittorio Aureriという人が執筆した「The Possibility of an Absolute Architecture」の一部のテキストと、彼が編集した「The City as a Project」という本に掲載されている、Christopher C. M. LeeのJ.N.L. Durandに関するテキスト。ある意味、雨が続く日々にぴったりの作業だ。アウレリは世界的にもいまかなり注目されている建築史・建築理論家だけど、「DOGMA」*1というグループでサーヴェイやデザインもやっていて、こちらも注目されている。というか多くの若手に現在進行形で影響を与えていると思う。Christopher Leeのほうも、設計でも面白いことやっていそうな感じ*2。デュランについて詳しく書いたテキストって実は多くないから、貴重だ。海外に旅行にいったときに買い漁ったり、ネットで手に入れたりして、アウレリの著作物はだいたい手元にあるのだけど(「Log」に代表される雑誌系のものも含めて)、普通に日本語でも読むのしんどい部類の文章なので、一人ではなかなかきつい。それでも博士に進んだのだから、少しずつ読み進めていければなと思うところ。彼はこれほど影響力のある人なのに未だに邦訳がなく、ちょっと不便なんだけど、大手の出版社で翻訳本が2冊ほど進行しているところだと小耳に挟んでいるので、期待して待機中。アウレリ研究がひととおり終わったら、彼の著作のおおまかな紹介とその分析をブログで公開しようかなと思っている。

●10月に撮った写真③

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