声にだして読みたくなるブログ

大村高広丨建築と写真を中心に、音楽、映画、美術、人文学などについて書いている備忘録です。

AUG.12,2019_神宮

 後輩と神宮球場へいった。ベイスターズとスワローズの試合をみた。どういう経緯で野球をみようということになったのかは忘れてしまったが、たのしかった。めちゃくちゃ暑かったが、球場は風が吹き抜けてさわやかだった。

 後輩が横浜ファンということでレフト側でみたのだが、隣ではベイスターズのファンの熱烈な応援が繰り広げられていた。神宮だから、ということもあるのだろうが、アウェイだというのに球場の4割くらいはベイスターズファンだった気がする。人気がすごい。あらためて生でこの空気感を感じると、ベイスターズがここまで人気でしかも普通に強いということに違和感を覚える。そういえば、ぼくの母方の実家は富山の宇奈月という温泉街で「河鹿」という釜飯やさんをやっていたのだが、そこにはたしか1998年に横浜が優勝したときの写真集が、選手全員のサイン付きで置いてあった(打ち上げでお店にきたことがあったみたいだ)。大魔神佐々木がいたころ。それがきっかけかどうかは分からないが、不思議な縁を感じたのだろう、小学生くらいのときはなんとなく横浜を応援していて、パワプロとかでもぼくが使う球団は横浜だった。2000年代後半の横浜はとくに弱かったのだが、それが愛着に変わっていたのかもしれない。富山にいると(地方あるあるなのだが)基本的には巨人ファンしかいないので、横浜が好きだというとすごく不思議がられた。いまではセリーグ屈指の人気球団だが、でも後輩が「弱い横浜が好き」といっていたことには妙に納得してしまった。

 野球を生でみるのは久しぶりだが、ピッチャーとバッターに集中すればするほど、自分と選手との距離が近くなり、緊張感のある場面では距離がゼロになるような感覚があって、おもしろかった。スポーツを生でみて没入すると、いつもこういう感覚を覚える。

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 下の写真は、何も写っていないようだけれど、ぼくにとっては特別な場所を写した写真だ。自分にしか、世界でも数人にしか特別ではない、と、そういう写真もある。地元に帰ったときに、近所にあるぼくが通っていた小学校を、たしか裏手の道から撮ったのだった。撮ったことを自分でも忘れていたので、この写真をふと目にしてドキッとした。

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Contax S2, Carl Zeiss Planar T* 1.7/50, Kodak Pro Image 100