声にだして読みたくなるブログ

大村高広丨建築と写真を中心に、音楽、映画、美術、人文学などについて書いている備忘録です。

SEPT.4,2019_金沢

 学会で金沢へ。あれこれ見る暇はぜんぜんなく、司会をこなしたあとはノートPCでずっと図面を書いていた。実家からすぐの金沢ということもあるが、ここまでなんにもしない学会大会というものは初めて、、。聞きたい発表もいくつもあったのだけど、ガマンガマン。

 展示で使う写真をどれにしようか悩んでいる。現場の雰囲気を伝えるのにどんな写真を使うべきか、ということは難しい。前回倉賀野にいったときに撮ったスナップ写真がメインになるとは思うのだけど、B0くらいの大判で出力しようと思っている写真をどれにしようかな、と悩んでいる。新幹線で東京に戻る際に、高崎でおりて撮り直してこようかなぁ。あくまでも敷地の写真なので、メインの展示物ではない。ではなぜ大きく出力するかというと、そうではないと(逆説的だけれど)「何も写ってない」ということが写らない、と思うからだ。あと展示場所を空間的にどう使い切るかという問題もあって、観賞者の視線を遠くから受け止めるものが展示壁にほしい。

 とはいえ、たとえばグルスキーの写真のように、細部が写りすぎていでもこまる。あと中心となる被写体がはっきりしすぎていても困る。あくまでの見てほしいのはアクソメや模型、図面で、これらは「近づくこと」を要求する展示物だが、大判写真にこれらの観賞を邪魔してもらいたくない。イメージとしては、10mほど遠くからだったらばかなり存在感を放つのだが、1mくらい近づくとは存在感が和らいで、観賞の背景に後退するような風景写真、なのだけど、自分のことながら難しい注文だ。近いのはショアの『uncommon places』っぽい雰囲気かしら。

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Contax S2, Carl Zeiss Planar T* 1.7/50, Kodak Pro Image 100