声にだして読みたくなるブログ

大村高広丨建築と写真を中心に、音楽、映画、美術、人文学などについて書いている備忘録です。

OCT.8,2019_ジョーカー

 専門学校の授業を終え、夜の会合までの時間をつぶすためにジョーカーをみた。まじめに感想をかくと精神が吸い取られそうなので書かないけれど、ぼくは楽しめた。が、DC作品としてどうなのかと言われると、、、どうなんだろうな。

 ところで、トーマス・ウェインがどこなくドナルド・トランプを意識して描かれているように思われて、そうなると息子のブルース・ウェイン(のちのバットマン)とトランプ大統領の息子のバロンくんが重なってきて、30年後くらいにバロンくんがバットモービルにまたがっている姿を想像してしまって、劇中ひとりで興奮してしまっていた(超余談です、すみません)。あと、ホアキン・フェニックス演じるジョーカー(ホアキン・ジョーカー)とダークナイトのジョーカー(ヒース・ジョーカー)は別人なんだよね?(時系列的にも行動原理的にも)、という疑問があってちょいともやもや。それが成立するのが仮面であり、だれでもジョーカーになりうるし、だれでもジョーカーを生み出しうる、と。やりたいことは大変にわかるし、アクチュアルだし、共感もするのだけど、共感できすぎてしまうのがな。すべてに原因があって(たとえば病気や虐待という)意味が回収できてしまう、理性で納得できてしまう、感情移入もできてしまう、ことがちょっと疑問だった。もっと圧倒的な非-意味、共感不可能性、まったく理解不能な暴力、みたいなものがあったほうがよかったのではないか。あ、ところでデニーロ(のラストシーンはよかった。ぼくの研究室の先生は「タクシードライバー」が大好きなので、ジョーカーおすすめしておこうと思う。

 夜は同期のT野口、後輩のK本と会った。T野口はぼくが大学に入ったときに一番最初に話した男だが、大学院からは藝大で、変な(おもしろい)方向へ進化しまくっている。HPもおもしろい。

http://tno.onl/

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PENTAX 67, SMC TAKUMAR 6×7 105mm/F2.4, FUJI PRO400H