声にだして読みたくなるブログ

大村高広丨Takahiro Ohmura

SEPT.13,2020

 朝っぱらから活動しているので、ずうっと眠い。

 昨日は展示の初日だったのだけど、映像の不調を知人に報告してもらったので(おおいなる謝謝を君に...)、その真相をたしかめに、今朝は早くから上野駅にいた。ぼくらの展示は、駅の構内のスペースで、朝7時から夜の23時まで映像がループ上映されるというものなのだが、当の映像は展示スペースに電力が供給されることによって自動再生されるようになっている(各コンセントにタイマーが設置されている)。通常のギャラリーであればスタッフがリモコン等でメディアプレイヤーを起動してくれるところだが、今回は在中してくれる人のいない展示室なので、機材のセッティングにはかなり気を揉んだ。どうやら展示スペースごとに電力供給のタイミングが異なるらしく、連動するはずの映像がぜんぜん連動していないということがわかったのが、土曜の夜のこと。それで、ひとまず映像の映り始めを確認しようと、朝4時台の電車に飛び乗って上野に向かったのだった。現場を確認し、なんとか原因を掴むことができて、一安心だった。とりあえず電力供給を一箇所にまとめてあげれば、問題は解決するはずだ。ついでに、業者の方にまかせたコードの養生がけっこう雑な感じであったので(昨日はバタバタしていて対応できなかった)、それも修正したい。

 朝8時ごろ、展示スペースをあとにした。うんとお腹が減っていたので、喫茶店でモーニングを食べることにした。ちょうと一昨日、設営を終えたあとに入ろうと思って入れなかった王城という喫茶店のことを思い出したので、そこに入って、国語辞典くらいの厚みのトーストを食べた。

 かばんに放り込まれていた貞久秀紀の『雲の行方』(思潮社, 2014)を読み、2時間くらいぼやっとしたあと、次の打ち合わせに向けて、渋谷に移動した。

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 渋谷では制作中の書籍の打ち合わせをおこなった。もともとはある出版社から出す予定だったけれど、出版社側の要望との折り合いがつかず、けっきょく自費で出すことになったインタビュー集で、デザイナーの方が出してくれたデザイン案がとてもとても素晴らしく、かなりカッコいい本になりそうなので、期待が高まっている。ちなみに渋谷ではトップという喫茶店を利用した。よく使うお店だ。明太子のトーストがとてもおいしく、アイスコーヒーにはホイップがのせられている。タキシードを着たおじさんたちが、ぶっきらぼうなかんじで接客をしてくれるので、ぼくはこの店がとても好きだ。ちょうど昨日、渋谷駅前店が閉店してしまったようで(コロナの影響だろうか)、道玄坂店には普段よりも多くのおじさんたちが在中していた気がする。とくにすることもなさそうな感じで、タキシードのおじさんたちが店内をぶらぶらとしていた。

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 今から表参道に向かう。まだ少し時間があるが、今夜は共同制作者たちとの打ち上げがある。眠気が原因かはわからないが、ぼおっとする時間が多い。図書館で井伏鱒二の短編を借りようと思っていたことを思い出す。とぎれとぎれに、うつつをぬかしている。