声にだして読みたくなるブログ

大村高広丨Takahiro Ohmura

OCT.15,2020

 今日はめちゃ疲れた。設計はけっこう進んだのだけど、そのぶん疲れた気がする。今は帰りの電車。小田急線の各駅にのって、登戸か新百合ヶ丘で(快速)急行に乗り換える。以前は22時ごろには帰っていた気がするのだけど、日に日に事務所を出る時間は遅れ、今日は23時半くらい。この流れはよくないやつなので、次回から毎回15分くらいずつ帰る時間を早め、正常な帰宅時間に戻したいと思う。

 体力をもってかれてるのは、単純に寝てないからという理由もある。9時から座学の授業をオンラインでやる必要があったので、いつもより早めに起きる必要があって。とはいえ、今年は直接学校まで行く必要がないのでかなり楽だ。御茶ノ水で一限の講義をやることにならなくて、ほんとによかったと思う。超ありがたい、とかいうと怒られるだろうか。でも、レクチャー系の授業に関してはむしろオンラインの方がよさそうだなと思う。毎回授業の様子は録画していて、休んじゃった学生や、語学に自信のない留学生、内容を復習したい意欲的な学生などは、ビデオで授業を見直すことができるからだ。ぼくもビデオで授業を見直し、自分の声と表情への違和感で身悶えしたり、できている。それにしても、ビデオを見直すとぜんぜん授業っぽくなってないから心配になる。自分の好きな建築やドローイングについて、熱っぽく頬を赤らめながら早口で語るちょっとうざめな研究室の先輩の小話にしか聞こえない。

 新百合ヶ丘で乗り換えをした。いつも電車では本を読んでいるのだけど、今日もってきた本は読み終わってしまっている。読書会で扱う『タコの心身問題』だ。とても面白い本だった、かなりオススメ。枝葉の議論も勉強になる話が盛り沢山だった。著者のピーター・ゴドフリー=スミスは熟練のダイバーでもあり、海の生物への敬意が文章からよく伝わってきた。とくに最後の章あたりの、寿命が極端に短い頭足類の圧縮された生の長さ(約2年)とその死に様について書かれている箇所は、胸が張り裂けるようだった。もうすぐ海老名に着く。

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